by川 誠

先日、つくば市にある
国土交通省建築研究所へ行ってきました。
建築研究所とは、第二次世界大戦後
焼け野原になった地に、より良い住宅を
作る為に作られた
内閣戦災復興院 技術研究所がその始まりです。
IMG_0628-2.jpg

今回の目的は、LCCM住宅の視察です。
LCCM住宅とは、ライフ サイクル カーボン 
マイナス住宅の略で、
住宅の長い寿命の中で、建設時、入居中、
そして廃棄される時まで総合的に省CO2 に取り組み、
かつさらに太陽光発電などを利用した
再生可能エネルギーの創出により、
住宅建設時のCO2 排出量も含め生涯でのCO2 収支を
マイナスにする住宅として提案されたものです。

これがそのLCCMデモンストレーション住宅の外観です。
全国から建築関係の方が視察に来ていました。IMG_0583-2.jpg

内部です。
IMG_0587-2.jpg
使っている建築資材や設備機器には
特に目新しいものはなく、
我々も既に各メーカーから
案内をいただいている製品が主でした。
住宅における生涯カーボン排出量をマイナスにしようと言う
目的を持って始めた国家事業の中で
今後のデータの取得が目的の建物でしたので、
できるだけ早く、データが揃う事を期待します。

それよりも私が気になったのは、写真では見たことがある
ツーバイフォー工法の4階建ての住宅の実験棟です。
アメリカやカナダでは、当たり前のように目にしておりましたが、
日本の法律にも準拠するようこの様に地道に
実験を進めております。
奥に見える2棟が実験棟です。
IMG_0568-2.jpg

裏に回ると4階建てなのが判ります。
IMG_0559-2.jpg

この様な地道な実験の結果、
現在では、木造建築物(ツーバイフォー工法)でも
耐火建築物として市街地の防火地域に建築
出来る様に、法律が変わっております。


IMG_0619-2.jpg
各種、外壁、サッシのテスト風景。

IMG_0639-2.jpg
太陽光発電パネルのテスト風景

IMG_0640-2.jpg
近づくとこんな風にテストしています。


こんな地道なテストが、
日本の技術力の一翼を担っているのかと
感心します。


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