by川崎 誠

家全体の断熱性能を計算する事は、
専用のソフトを使って丁寧に計算すれば
誰でも出来るのですが、
本当に断熱材がきっちりと施工されているのか
目視で確認するのは、とても困難です。
特に筋かいがたすき掛けしている壁の中などは、
どのようにチェックしているのでしょうか?

当社で活躍するのが、サーモカメラです。
温度の違いを写真で映してくれます。
例えば、棟梁の中野君を普通に撮影しますと
こんな感じです。

気難しそうに何をしているのでしょう。

2012-10-25 17.55.32-2.jpg

さてこれをサーモカメラで撮影すると
こんな感じに写ります。

2012-10-25 17.55.32-1.jpg
濃い青色の部分は温度が低く、
→水色→緑→黄色→赤→ピンクになるにつれて
表面温度が高い事がわかります。
周囲に比べ人間は10℃近く温度が
高いのがわかりますね。

さて先日、サーモカメラを持って
三島市のK邸に行き、
外壁面を室内側から撮影してみました。
2014-09-21 13.36.54-2.jpg
外張り断熱工事が完了していましたので、
温度ムラは無い状態です。

2014-09-21 13.36.54-1.jpg
と思いきや、写真の真ん中に
白っぽい丸が縦に二つ有りますね。
これなんだと思いますか?

実は外張り断熱材を止めているビスが、
構造用合板を貫通している部分で、
そこが熱橋になっているのです。
当社のマニュアルでは、
この後ビスに発泡断熱材を施工しますので、
2014-09-21 13.36.26-1.jpg
その後はこの様な状態になるので
熱橋になる心配はいりませんが、
外壁の貫通部分の熱橋対策をしている
会社は少ないようです。
(充填断熱の場合、柱や梁材も熱橋になってしまう為
そこまで気を使わないという事のようです・・・)

しかし、わずかなビスといっても、
家中になると大変な数です。
そこから熱がじわじわと入ってくると思うと
恐ろしい話です。

ご自分の家は大丈夫ですか?
建築中の方はチェックしてみてください。
これから建てる方は、「熱橋」という言葉を
ぜひ覚えておいてください。

今日は、熱橋のお話しでした。




 

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