by 川崎誠


マックのカナダ日記その3

暫くサボってしまいましたがカナダ日記を再開します。
いよいよBCウッドのツアーで人気の伐採現場の見学です。まず最初にポートアルバーニと言う町にあるAPD社の製材工場に行きます。ポートアルバーニと言う町は太平洋からアルバーニ渓谷を40km程遡った所に位置しており、バンクーバー島で伐採された木材を製材する工場がたくさん集まっている町です。製材所に隣接する川に浮かべてある丸太が特殊な製材機を通過しながら皮を剥がされ、巨大な丸のこぎりを通過して段々と角材になっているところはとても楽しめます。(とんでもなく大きな音でしたが)丸太の太さにより何通りもの生産木材の組み合わせが有り、注文数や市場の動向を見ながら製材していくと言うまさに世界の木材需要と直結しているのが実感できました。


製材所を後にしていよいよ本日のメインである伐採現場へ行きます。今日は伐採現場に行く為、専用のバスで向かいます。バスに乗ったまま舗装している道路を後にして約30分走りました。ここからは専用のバスといえども上がることはできません。案内してくれBC州森林局の人たちの運転するトラックに乗り換えて更に1時間山を登ります。

途中、伐採したばかりのログを満載した大型トレーラーが、舗装されていない山道をものすごいスピードで私達の前を走り去っていきました。
恐るべしカナディアントラッカー!


バンクーバー島は急峻な山が多く伐採にはあまり向いていませんが、良質な木材が育っていることや海に近い為運送コストが少なくて住む為、内陸部に劣らず林業はとても盛んです。島と言っても四国の約1.5倍の大きさですので驚きです。


森林局の担当官の説明を聞きましたが、カナダでは、州政府の森林局が長期的な伐採計画を作り、その計画に基づきその年の伐採地域が決まります。近い場所に集中しないよう自然体系、動物植物の調査士、自然体系を壊さない長期計画が実行されます。伐採計画に基づき民間業者による入札が行われ、伐採業者が決定します。実際の伐採はこの民間業者の手で行われます。1年の内伐採できる時期は4月から10月一杯までと聞き、トレーラーの運転手がすごいスピードで走っていったのもうなずけます。


カナダの伐採現場はもっとなだらかな森林をイメージしていましたが、思ったよりはるかに急峻です。山の斜面の上にクレーンを設置し、伐採する面の一番下部とワイヤーで繋ぎ切った木を運び上げます。丁度クレーンに引っ張られた木材が谷底から吊り上がって来たところでした。


バンクーバー島で育っている木です
コースタルウェスタンヘムロック
コースタルダグラスファー
インテリアダグラスファー
スプルース・・・ 
どれがどの葉だったかは・・・


バンクーバーに着くまでは、もっと平坦で広大な森林をイメージしていましたが
(同じBC州でも内地は平坦な森林だそうです。)
バンクーバー島の伐採現場は、我々の住む伊豆や富士山周辺の地理とあまり変わない急峻な森林でした。しかし計画的に伐採し一年以内に植林をし木を育て、それでも民間企業がきちんと経営している姿を見ると日本の林業もまだまだ将来性があるのではと思った一日でした。





      

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