- 2012.08.29 Wednesday
上田さんの地域活動2012
by 斉藤智
私の近所の小学校では今日から新学期の様で、
夏休みの宿題と思しき工作を大変そうに抱えて
学校に向かう子供たちとすれ違いました。
古い世代なので、どうしても夏休みは8/31迄と
の固定観念が捨てきれずに、まだ8月なのに
もう新学期と思ってしまうのは私だけでしょうか。
夏休み最後の休みを、地域の為に頑張った当社の
大工さんの活動を8月25日見に行ってきました。
昨年の5月にもお邪魔したのですが、スーパー
バイザーの上田さんは、伊豆の国市守木に住んで
いまして、地域の子供たちに自然と触れ合ってもら
うイベントを年に数回企画しています。
その活動は地元でもかなりメジャーな様で、地元紙
などにも紹介をされています。
今回は夏の夜を、ろうそくの明かりで埋め尽くし
幻想的な雰囲気を楽しんでもらうイベントで、ろうそく
を入れる竹の筒は500本以上用意し、上田さんを
含め約10人の有志が夏休みを返上してオブジェを
組み立てました。
会場は町の広場を借りて行いましたが、メインの
飾り棚は長さ30メートルで高さは4メートルの巨大
なものです。それに観覧車をイメージして作った
回転式の工作物まであるのですから、準備の大変さ
は想像以上だと思います。
昨年の同じイベント時は風が強く、中々ろうそくに火が
付かなかったので、今回はどうか風が吹かないでくれ
との皆の強い思いが通じたのか、凪の夜となりました。
19時、いよいよ開始です。
500個以上のろうそくに火を入れて行くので、用意した
チャッカマンは数えきれないほどです。チームワーク
もばっちりに有志達が火を入れてゆきます。
高い足場に上り、火を付けてゆくので結構危険も
伴います。有志の皆様は上田さんを筆頭に酒豪揃い
と聞いていますが、乾杯はもう少し後まで我慢です。
すっかりと日が落ちた19:30頃に全部のろうそくに
火が入りました。
オブジェ中心の夢文字が、なんとも言えず良いですね。
山の先には見事なお月様まで出ていました。
写真を撮るのに夢中で気が付きませんでしたが、広場
には大勢の人たちが集まり、一時を楽しんでいました。
昨年も来られていたOBのN様も子供連れで、遊びに
来ていました。
ビールをおいしそうに飲む姿に、私も思わず手が伸び
そうになってしまいましたので、最後までは居ずに先に
失礼しました。
街中でこの様な大がかりのイベントは中々出来ない
でしょうが、地域の皆が集まり楽しむ姿を拝見しますと
本当にうらやましく思います。
準備はとても大変だった思いますが、来年もぜひ参加
させていただきたいです。
追記 この時の模様が静岡新聞さんの記事になって
いましたのでUPします。