by川崎 誠

vol3_06.jpg

住まいのカビってホントに嫌ですね?

梅雨時でなくても
今では一年中カビは発生します。

高気密高断熱住宅だから仕方ないって?

そんなことはありません。

カビの発生する条件はたった四つ。
その条件とは、

1.10〜35℃の温度
2.70〜99%の湿度
3.栄養分
4.酸素

それも四つ全てが揃って
初めてカビが発生するんです。

このうちのどれかを断ち切れば、
嫌なカビとは、サヨナラです。
詳しくは、下記専務コーナーで、

http://www.nakanishicc.co.jp/news/14/news_141014.html



 

                     by 斉藤智

太陽光発電の買い取りの問題が紛糾しています。
九州の方では、売電したお金をローン返済の一部に予定していた
建築中の方が、計画がなりたたないと引き渡しを受けないとの
新聞報道を目にしました。
電力供給会社さんにも勿論言い分があるかとは思いますが、
この建築主さん、建築会社さんもさぞお困りでしょうね。
きちんとこの問題は解決して欲しいと思います。

間もなく竣工20年を迎える富士宮市N邸の塗り替え工事が
始まりました。




私が入社してから2宅目のお客様ですから、とても想いで深い
お客様の家です。
昨日短い打ち合わせをさせてもらいましたが、どうしても
昔話になってしまうのは仕方が無いですね。
『斉藤さんは変わらないわね』とお世辞を言ってくれますが、
済みません。十分おじさんになってしまいました。
それに引き変え、うらやましいのが玄関ドアです。
塗り替え前は、大分くたびれていた木製ドアですが(失礼)
丁寧にサンドペーパーで磨き、再塗装&ドアノブを新品に
交換すると見事15年くらい?は若返ったように見えます。






やっぱり木製のドアは味がありますね。
自宅のアルミドアは再生してもここまで格好良く
なりません。
新築の新しいドアも良いですが、年季が入り個人的には
使い込んだ方が素敵だと思います。
※オーナーご夫婦はまさにそんな感じの方です。
来週から本格的な塗装工事に入りますので、台風の影響
を受けない様にお祈りしようと思います。

N邸を後に、富士宮のお客様宅を数件訪問させて
もらいました。
皆さん生活を楽しまれている様で、安心する事が出来ました。
2年目を迎えるN様からは、一年目に比べて室内湿度が5%位
下がりより快適になったそうです。
地中熱を利用していますので、基礎の中の空気が家の中を循環
しています。
勿論新築時も問題が有る程の湿度ではないのですが、コンクリート
が完全に乾くまでは5年位が必要です。
これからも温湿度などのデータをぜひ教えてもらいたいと思います。





 

                by 川崎 誠

住んでからの快適さを住む前に検証
その4 室内温度


そのお宅の断熱性能や外気温の違いにより、
室温がどう変化するかのシミュレーションが出来ます。
更にお住まいのお宅での実測データと比較する事で、
当社で標準施工している遮熱対策の効果も
一目で判るようにしています。

024-floor縮小.jpg
 

まずは、冬季の室温シミュレーションです。
設定された外気温は、2011年1月17日の外気温です。
最低気温は、AM7:00で、3.0℃
最高気温は、PM1:00で、10.0℃
AM0:00の室内温度を20℃に設定、
冷暖房は全く作動していない状態です。
 
宮内邸 室温シミュレーション冬.jpg
 
シミュレーションの結果では、室温は、17℃から22℃を保ち続けます。
実測データもほぼ同様ですので割愛します。


 
次に実際のお宅ではシミュレーション以上に快適な
夏季についての考察をします。
 シミュレーションでは、
設定された外気温は、2011年8月10日の外気温です。
最低気温は、AM5:00で、27.6℃
最高気温は、PM2:00で、34.7℃
AM0:00の室内温度を28℃に設定、
冷暖房は全く作動していない状態です。
 宮内邸 室温シミュレーション夏.jpg

外気温より少し遅れてPM5:00に35℃を超え、
その後徐々に室温は下がりますが、
PM12:00になっても34℃近いままという計算結果になっています。
 
 
それでは、当社で新築し入居後のお宅で実際に測定した室温と比べてみましょう。
測定物件名 富士宮市M邸(入居後)
測定日 2009年8月11日(最高気温35℃、シミュレーションとほぼ同じ最高気温の日を抜粋)
測定方法 KMラボラトリー社サーモクロンによる連続測定
冷暖房は28℃の冷房設定で自動運転、吹出口の温度は27〜29℃でしたので、
送風モードでの運転と考えられます。
望月邸比較用測定結果.jpg
 
考察
それでは、シミュレーションした計算結果と
当社で新築した入居後宅との比較をしてみましょう。
この日もAM8:00頃から外気温が上昇し、
PM2:00に最高気温の35℃に達していますが、
シミュレーションでの最高室温35℃に比べ、
実際の測定では30℃台を保っております。
又PM12:00の室温もシミュレーションでの34℃に対し、
実際の測定結果では29℃になっています。
以上で実際のお宅がシミュレーション以上に
快適な事がお分かりになると思いますが、

理由はたった二つです。
一つ目は、当社標準の外張り断熱工法をする事で、
構造体が蓄熱、蓄冷材になり外気の温度の影響を受け難くなる事。
そして二つ目は、当社標準の輻射熱対策の遮熱施工により
天井面からの輻射熱の進入を低減している事。


断熱性能などの数値的には同じでも、
見えない部分の違いでこんなにも快適さが違うものかと改めて痛感いたしました。



 


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