by 川崎 誠

ふじのくに森林・林業再生プロジェクトが
いよいよ本格的に動き出しています。

林業を活発化させ、森林を荒らさない為には、
きちんと木材が使われる道筋を作らなければなりません。
その為に静岡県と森林組合、合板メーカーなどが
一体になって取り組んでいる事業です。

私たちの住む東部・伊豆地域の
モデルとしましては、

ヒノキや杉の原木の流通拠点として
静岡県森林組合連合会が
伊豆市内に原木直送施設を整備

静東森林経営協同組合が小山町内に
原木流通センターを整備

新型機械を導入した製材所に
原木を安定供給

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写真:集められたヒノキの原木です

合板大手メーカーのノダが
富士市内に合板工場を整備
50万m3の原木受け入れ態勢が整う

この様なビジネスモデルが
既に本格的に動き始めています。

ただ残念なのが
実際に皆様が使える様に
コマーシャルされていない事です。
今回当社の社員が自宅のリフォームで
この県産フローリングを使用する為に
色々調べましたが、
全く判り難い状態でした。
行政もここまでやってくれたので
皆様がご自分で探し出して簡単に使えるまで
微力ながら情報発信をしていきたいと思いました。


この県産ヒノキ100%の
ヒノキ合板フローリングを使うと
今なら
5万円(10m2以上)又は
10万円(20m2以上)の
補助金がもらえます。

詳しくは、私川崎までご一報ください。




 

                    by 川崎 誠

昨日に引き続き、
長泉町で工事をしている
ゼロエネルギー住宅のチェックです。

昨日も書きましたが、
世界に約束した地球温暖化対策の為に
住宅業界でも絶対に守らなければならないのが、
2020年までの省エネルギー住宅化
(当社ではもちろん全棟クリアしております)
2030年までのゼロエネルギー住宅化
(すでに何棟も設計施工しております)
になります。

さて、ゼロエネルギー住宅にとって一番大切なことは
太陽光発電システムの発電容量よりも
人が嫌がる断熱・気密・換気などと言った
地味かつ大切な作業をいかに丁寧に
行うかといことかと思っています。

さて現場では、高性能な樹脂サッシの取付が
完了しております。
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樹脂サッシは、アルミサッシと比べて
断熱性能が数段良いのですが、
ガラスまで工場でセットして納品されますので、
重く、また施工にちょっとしたコツが必要になりますので、
皆さん嫌がりますが、
ゼロエネルギー住宅には必須アイテムです。
窓廻りの先張りアスファルト防水紙や
防水透湿シートの重ね順を間違えやすいので、
施工した大工さんはもちろん
現場管理者や設計監理者は、
何度もチェックする箇所です。

2015-10-17 11.36.22.jpg
完成すると見えなくなりますが、
屋根の下に白く見える部分もとても大切です。
破風・鼻隠しという箇所ですが、
隙間に充填するコーキング材が劣化しても
構造体を保護する為に、
防水透湿シートを切って、1か所ずつ
下張りしていきます。

これから室内も色々な細かい工事が
進んでいきますので
ご覧ください。








 

                   by 川崎 誠

長泉町中土狩で工事が進んでいる
ゼロエネルギー住宅のO邸の
現場確認に行きました。

ゼロエネルギー住宅とは、
最新の断熱基準をクリアした上で
太陽光発電や太陽熱温水システムで
エネルギーを作り出し、
住宅一件分でトータルすると
エネルギー消費よりも
エネルギー生産の方が大きい住宅です。
(細かい規則は有りますがここでは省略します)

このお宅でも約10kwの太陽光発電システムを搭載し、
創エネをする計画です。

今日の段階では、
ゼロエネルギー住宅の基本性能を確保する為の、
地味でありながら、とても重要な部分、
特に完成してからでは分からなくなってしまう
部分の工事が進められております。


2015-10-17 11.33.23.jpg
建て方作業が終わり、
外断熱用に持ち出した状態でのサッシの取付
防水透湿シート張り
外張り断熱用の見切り材入り
屋根の下の破風・鼻隠しという材料のコーキング下地など
地味ですが、とても大切な工事です。

当社は、社員大工登用制度を採用しておりますが、
こういう地味だけど大切な仕事を丁寧に施工する為に、
大工を社員・準社員に登用し、社員教育
多くはOJT(オーバージョブトレーニング)を続けております。



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スウェーデン製の木製断熱ドアを取付ました。
外張り断熱の場合、ドアも持ち出して納めますので
取付寸法に間違いがあってはいけません、
とても慎重を期する工程です。
取付が終わったら、しっかり養生をして
完成間近まで暫く見る事は出来ません。


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玄関周りで特に大切なのが、断熱材の連続性です。
断熱材の連続性が途切れてしまうと、
その部分が熱橋となり、熱さ寒さが家の中に
入ってしまいます。
特に当社では、基礎断熱を標準採用しておりますので、
出っ張ったり、引っ込んだりしている
玄関周りは、特に注意をして施工するところです。




明日に続く






 


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